山梨県の老舗和菓子屋「金精軒」と、富士吉田市のお米や食品を扱う「井出商店」がタッグを組んだ、金精軒富士茶庵がオープンしました。
2023年に130年の歴史を持つ井出商店が金精軒富士吉田として生まれ変わり、パワーアップした姿で本町商店街を盛り上げています。金精軒の和菓子や、富士吉田市の織物など、山梨の魅力を国内外に伝えています。
1階には、金精軒を代表する信玄餅や、大吟醸粕てら、どら焼きなどが並びます。また、究極の水菓子と話題の富士山の伏流水で仕込んだ水信玄餅も夏季限定で取り扱っています。2階では、1階で購入したお菓子のイートインが可能なカフェになっています。カフェではモーニングタイム限定のおにぎりセットがあり、具材を選べるおにぎりや、お味噌汁や豚汁が楽しめます。カフェは明治16年に創業し、お米を取り扱っている井出商店が営んでいるため、納得のおいしさです。カフェメニューは黒豆茶や季節の甘味が充実しており、富士吉田の街を見ながら優雅な時間を過ごすことができます。
夏限定の水信玄餅は、極限まで少なしくした寒天で水を固めた賞味期限が30分の水菓子です。日本のみならず世界からも注目を集め、水信玄餅を求め国内外からたくさんの人が訪れます。金精軒の水信玄餅の販売店舗は山梨県に3店舗のみであり、その一つが富士吉田市の金精軒富士茶庵となります。カフェスペースで賞味期限30分の味を、すぐに味わうことができるため、なかなか出会うことのできない甘味を味合うことができる貴重なスポットです。